だいいち、あの風情のある街並みに行列するなどという野暮をすべきではない。ほら、写真をご覧になって欲しい。自転車で出前に行く板前さんでさえ絵になっているのだ。ここに無粋な行列は似合わないのだが、近来はこの近くの甘味処に信じられないほどの長蛇の列で待つ人がいる上に、記念写真を撮る観光客でごった返している始末だ。
そうした現象を嫌った為かどうかは判らないが、2004年11月に訪れた際、この場所に懐かしい店はなくなっていた。何度も巽橋に立ち寄っているのに、いつもこのあたりはアマチュアカメラマンとどこかに並ぶ長蛇の列のせいで、通り抜けることすらなくなっていたために全く気づかなかった。
“ぱんちょ”さんとおっしゃる方のサイトの“京都のおいしいお店”ページによると、2003年5月の時点で住所が“東山区切り通し末吉町上る清本町373”との情報があるので、筆者が知らない間に移転していたと思われる。確認後にまたここに追記したい。
*話が長いワリに写真が少ないのは筆者が暑さに弱いために極端に夏の写真が少ないためである。
近々夏ネタを増やすために再度、油照りと対決に行くつもりである。
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