くらまのさくら 〜叡山電鉄鞍馬線沿線〜
また車輌デザインも鞍馬の紅葉を観やすいようにと天井近くまで達するほどの非常に大きなパノラマウインドウを持ち、座席配列も一部が外向きに設計されていることで全国の鉄道ファンにも有名である。右の写真で手前にあるのは鏡ではない。その『きらら』のでかい窓に風景が映り込んでいるのである。
要するに妻は「菜(名)は食ろう(九郎)てしまいました(のでもうございません)」としゃれっ気で報告したのに対して、機転の利く隠居は「ああ、よし、よし」という答えを互いに義経の話にかけたわけである。 この粋さに感銘を受けた植木屋は、貧乏長屋の我が家に帰って無理やり同じ事を古女房に強要することからズッコケ劇が始まるという噺である。
とまれ、鞍馬という京都の奥座敷はいろんな楽しみ方がある。