毎年8月16日には“大文字の送り火”を灯し、必ず全国に報じられることでその年のお盆の終わりを告げる如意ヶ岳(にょいがたけ)、通称・大文字山。
全部で五つある送り火は、高い建物が増えたために年々見える場所が減っているとはいえ、それでも洛内を闊歩していると意外な場所や建物のスキマから見え隠れすることもあり、そういうときは妙に嬉しくなってテンションが上がる。
とはいえ、五山の中でも、メインとなる大文字は他に比べると多少は高い位置にあるので気をつけていれば割とみつかりやすいのだそうだ。
この山が特別な許可も要らずに登山でき、しかも近隣の市民のちょっとしたハイキングコースになっていることをご存知だろうか。
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